似顔絵ウェルカムボードの発祥は?

前回のページでは似顔絵ウェルカムボードについて、どういった意味があるのかについて詳しく解説してきました。まとめますと、ひとつには「目印」であり、もうひとつは「演出」であり、それは夫婦となる二人の親族に向けた感謝の気持ちということでした。そこで今回のページでは、似顔絵ウェルカムボードがいつ、どのようなことがきっかけで生まれてきたのかについて、詳しく解説していこうと思っています。

似顔絵ウェルカムボードの発祥は、およそ1990年代と言われています。まだそんなに新しい文化とは言えないようです。また、この習慣は日本で生まれたようです。発祥のきっかけとなったのは、もともと結婚しでは、結婚して夫婦となる二人の親族に向けたインフォメーションボードがありました。それは筆文字で書かれたごく単純なものでしたが、それがやがて簡単な似顔絵を描き、可愛らしいイラスト入りのメッセージボードとなり、ホテル側が気を利かせて二人の似顔絵入りのボードを用意したところ、これが好評を博して、現在のような似顔絵ウェルカムボードとなっていったのです。

ウェルカムボードとしての役割は、両家の関係者に向けた「ようこそおいでくださいました」という歓迎の気持ちを伝えることでした。それは結婚式当日に、式の準備などで忙しい二人がなかなか出迎えることができないという事情の中で、感謝の気持ちを何とか伝えたいという事情から似顔絵ウェルカムボードの利用が始まりました。

そういう理由で始まったものですから、似顔絵ウェルカムボードには書式や形状などにとくに決まりきったルールはありません。二人の個性がよく伝わってくるものが望ましいのではないでしょうか。今では似顔絵ウェルカムボードを制作する専門のショップがいくつも存在します。そのようなプロによるボードも良いですが、新郎新婦となる二人が手描きをした似顔絵ウェルカムボードも良いものです。

また、新郎新婦以外にも、二人の兄弟や姉妹、もしくは友人による手作りの似顔絵ウェルカムボードも味わいがあって、見た人の心をほっこりと温めてくれるでしょう。次回のページでは似顔絵ウェルカムボードが今現在、このように流行している理由について詳しく検証していこうと思っています。

 

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